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自宅以外に仕事場を持つ意味

少し前の フリーランスで働く際にやらないほうがいいこと でも書きましたが、僕は現在コワーキングスペースを契約しています。ただ、せっかく 4Kモニターを導入 したので、がっつり作業したい時は自宅、それ以外はコワーキングスペースといった感じで使い分けています。そのような働き方にしてみて感じたこと、変化を書いてみたいと思います。 仕事とプライベートの時間を区切りやすい 会社ではなく自宅で仕事をする場合、明確な仕事の開始、終了時間というものが存在しません。その自由度がフリーランスの大きな魅力ではあるのですが、ともすると日中ダラダラと過ごしてしまい、夜に慌てて作業する、なんてことも起こりがちです。その主な要因として、仕事とプライベートの時間を区切るのが難しいことが挙げられます。コワーキングスペースを使うことで、そこにいる間は仕事、それ以外はプライベートと明確に時間を区切りやすくなります。 生活にメリハリが出る 特に忙しい時期など、自宅で仕事をしていると、誰とも会わず、家から一歩も外に出ないなんて日もあります。用もないのに外に出なくていいならそれに越したことはない、と思うかもしれません。(僕もそうでした)しかし、やっぱり一日中家に篭った状態で集中力を維持するのは非常に難しく、それが続くとどうしても気が滅入ってしまいます。決まった時間に起きて顔を洗い、着替えて決まった場所へ行くというリズムを作ることで、生活にメリハリが生まれ、集中力が高まり、結果的に無駄な時間が少なくなります。 サラリーマン時代と変わらない? こうして書いてみると、会社に縛られるのが嫌で(それだけが理由ではないですが)フリーになったのに、結局それに近い形に戻ろうとしているようです。毎日同じ場所に出社するという働き方は何だかんだ言っても効率が良かったのだな、とも思います。しかし、一番大きいのは「その日の働き方を自由に選べる」ことだと思います。今はまだ手探りの状態ですが、いろいろな方法を試して、少しずつ最良の働き方を見つけていきたいと思います。

4Kモニターを購入しました

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購入に至るまで 僕は以前までiMac21インチとMacbook air11インチ2台のPCを併用していて、自宅作業では「ShareMouse」というアプリでディスプレイを繋げていました。しかし購入から4〜5年経っていたのでかなりガタがきており、特にMacbookのバッテリーが数時間しか持たず外での仕事に支障があったため、思い切ってMacbook Proを購入しました。 それだけでもなぜもっと早く買い替えなかったのか後悔するほど作業効率が激変したのですが、やはり2台のPCを使っていた頃と比べるとディスプレイが狭くなってしまうことに物足りなさを感じていました。(例えばウェブサイトの修正をチェックする時にブラウザとPDFやaiファイルを左右に並べたい、というのはよくあること)そこでモニターを買うことにしたのですが、せっかくなので4Kにしよう!とamazonを物色していたら、30,000円代前半の商品を発見したので即購入。今は本当に安いですね……ちなみに買ったのはこちらの24インチエントリーモデルです。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01L8H204W/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1 さっそく設置 梱包された商品を受け取ってすぐ「軽っ」と思いました。24インチなのでそれほど大きくないのもありますが。組み立ても非常に簡単で、5分程度で完了。(ドライバーは必要です)HDMIとDisplayPortの二種類のケーブルが付属しているので、PCに繋げばすぐ使用できます。ただ、MacbookProのインターフェースはUSB-Cしかないため、変換するハブは必須です。僕は下の製品を使用してHDMIケーブルで接続しています。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B076J65153/ref=oh_aui_detailpage_o04_s00?ie=UTF8&psc=1 使ってみた感想 他のモニターとの比較はできませんが、素人目でもびっくりするくらい綺麗に映ります。そして何より画面がめちゃくちゃ広く使えます。Youtubeを流しながらメールとブラウザとエクセルとイラレを同時に表示させるのも余裕です。もうひとつ、...

遠隔でのWeb制作におけるプロジェクト管理の重要性

僕のメインの仕事はWebディレクターで、Webサイトを新しく立ち上げたりリニューアルしたりする際に、クライアントへのヒアリングをもとにどのようなコンセプトでどのようなサイトにするのか設計しデザイナーやエンジニアへ依頼、その後上がってきた成果物をチェックしてクライアントへ提出、といった感じで、クライアントと制作の橋渡し、進行管理が主な役割です。(ものすごくざっくり書きましたが) 企業に勤めていたときとフリーランスになってからでは、同じWebディレクションでも勝手の違いに最初はかなり戸惑いました。今回はそのあたりを書いてみたいと思います。 顔が見えない 同じ会社内に制作チームがいる場合、依頼や打ち合わせを簡単に(遠隔の場合と比較して)行うことができます。また、同じ社内にいれば様子を見に行ったり、コミュニケーションをより綿密に取ることができます。やはり対面で直接話す以上に確実なコミュニケーションの方法はありません。 しかし、自分がフリーランスになり、制作も外部のチームに依頼するようになると、途端に接触回数が減ります。そのため、一回の打ち合わせや依頼メールの重要度が高くなり、少ない回数で漏れなく細部まで伝える、また必ず口頭だけでなく文書に残すことを強く意識するようになりました。初めのうちは準備に時間がかかって面倒に感じていましたが、慣れてくるとむしろ効率が上がったと思うようになってきました。 進捗が見えない 遠隔でWeb制作を行っていると、現在依頼している作業が今どれくらい進んでいるのか、期日に間に合うのか、クオリティはどうなのか、という途中経過が見えないため、かなり不安になります。(僕が心配性なのもありますが)電話やメールで聞けば済む話なのですが、多くの制作者は電話で手を止められることを嫌います。そのため、進捗を窺うタイミングにはかなり気を遣うようになりました。ただこれも悪いことばかりではなく、電話や直接会って話すことが珍しくなることで、その行動自体に重大な意味を持たせる(「こんなに電話がかかってくるということは相当ヤバイぞ!」みたいな感じ)こともできるので、うまく使い分けることが大切だなと感じています。 ツールを使ったコミュニケーション 現在、さまざまなプロジェクト管理専用のツールが開発、提供されていますが、今まではあまり必要性を感じません...

フリーランスで働く際にやらないほうがいいこと

先日も書きましたが、個人事業主になってから約半年が経ちました。 この半年は本当に大変で、常に強いストレスを感じ、なぜ自ら不安定な環境に飛び込んだうえにこんな奴隷のように働いているのだろうと絶望することも数知れず……だったのですが、今になって振り返ると、その頃の僕は「会社員時代と同じ感覚で働いていた」言い換えると「フリーランスで働くということをよくわかっていなかった」、それがストレスの主な原因だったのだと思います。そこで、自分自身の反省もふまえて、フリーランスで働く際にこれはやらない方がいい、と感じたことをまとめてみました。 1.報酬を固定額にする 僕は以前から「いつか独立したい」と思っていて、そんな折にある企業からお誘いを受け、フリーランスでもOKとのことだったので半分勢いで独立することを決めました。 (少なくとも何のあてもなく独立するのは辞めたほうがいいと思います) ウェブディレクターとしての契約でしたが、その企業はいわゆるベンチャーで事業内容は多岐に渡り、ディレクション業務だけを行う訳ではなく、案件ごとの成果報酬とするのが難しかったため、毎月の固定報酬という形をとりました。 どれだけ多くの仕事をしても報酬は同じ(逆に何もしなくても固定報酬はもらえますが)なので、報酬に対する自分の適切な仕事量がわからず、常に何となくモヤモヤしながら仕事をしていました。 2どんな仕事も引き受ける 契約時に業務内容をはっきり決めなかったので、自分の能力や適正に関わらず本当に様々な仕事を依頼されることになったのですが、仕事の適正量がわからないことも相まって当初はそのほとんど全てを引き受けていました。もちろんやりたくないことでもやらなければならない時は必ずあり、またそれもいい経験ではあるのですが「何でこんなことやってるんだろう……」と思うことも多く、自分が本当にやりたいことを犠牲にしないために、仕事を断る勇気を持つことはとても大切だと感じました。(そして案外、断っても大したことにはなりません) 自分の場合は「固定報酬」「全ての仕事を引き受ける」この2点が大きなストレスとなっていたので、企業側とも相談して仕事の一部を成果報酬型にする、自分の業務範囲をはっきりさせるなどして現在はかなり環境が改善されました。 ひとつ付け加えておくと、企業側からすればなるべく少ない金...

ブログ再開

気付けば新年度……このブログも疎かどころかほぼ存在を忘れていました。 フリーランス稼業も半年が経ち、今のところ何とか生き延びています。 しかしこの半年(特に1〜3月)は本当に大変でした。 とりあえずやっと落ち着いた&今後の方針の目処が立ってきたので、本日からブログを再開していきたいと思います。今回は何日続くかな?