Macで小説を書くなら「iText Express」がオススメ

PCで文章を書く際に必要となる「ワープロソフト」。OSにもともと付属しており、Windowsなら「メモ帳」、Macなら「テキストエディット」がこれにあたります。
普通に文章を書くだけならこれでも十分なのですが、小説や脚本を書く場合、ちょっと困ることになります。その理由は「縦書きにできない」ことです。
ネット小説など横書きで書かれている小説もありますが、通常の小説は縦書きで、右から左へ読んでいくものがほとんどです。そのため、小説を書くときも縦書きのほうがやりやすいと思います。しかし、OS付属のワープロソフトでは、文章を縦書きにすることができません。そこで別のソフトが必要になるのですが、縦書きに対応しているソフトは実はあまり多くありません。(需要がないので)また、小説を書く際には下記のような機能もあると便利です。

小説を書くときにあると嬉しい機能

・文字数カウント

小説の新人賞は、応募条件としてだいたい文字数が決められています。(または400字詰原稿用紙○○枚など)その条件に足りなくても、逆にオーバーしてもいけないので、文字数のカウント機能は必須レベルで必要な機能です。
また、自分が一時間や一日でどれくらいの文字数を書くことができるのかを把握するのにも役立ちます。そうすることで、例えば一万文字の小説ならこれくらい時間が必要、というのをざっくり予測することができます。ちなみに僕はだいたい一時間で1000文字、調子がいいと2000文字くらいのペースです。(もちろん全く進まないときもありますが)

・ヘッダー、フッター機能

新人賞に応募する際、原稿の隅などにページ番号を入れてください、と指定される場合があります。枚数が少なければ手書きでもいいですが、100枚を超えるような長編になるとそれだけでも一苦労。その時に活躍するのがこの機能です。上下左右好きな位置にページ番号を自動で入力してくれます。他にもタイムスタンプやファイル名など必要に応じて入力できます。

色々なソフトを試して、現在自分が小説の執筆に使っているのが、タイトルにもある「iText Express」です。
https://itunes.apple.com/jp/app/itext-express/id416550249?mt=12

もちろん縦書き対応で、上記の機能も備えています。また、動作が非常に軽く、インターフェースがOS付属のテキストエディットにかなり近いので、その点でもオススメです。(自分はMacユーザーなので、Windowsのソフトは分かりません、すみません)

Microsoft Officeの「Word」を持っていればそれが一番いいのでしょうが有料なので、小説を書くだけならこのソフトで十分です。唯一の不安は、おそらくipadに対応していないこと。ipad proを購入する予定なので、そのときに不都合があればまた別のソフトを探してみたいと思います。 

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